こんにちは☆
ママのイライラ・モヤモヤ解消!
横浜市金沢区のおうちサロン~SmileMarch~です。
週末、みなさまいかがお過ごしですか?
今日のブログは、”子どもの「不適切な行動」に対してどう対応するか”シリーズの第2回をお送りしたいと思います。
ただ、これ、3回シリーズにするつもりが、第1回を投稿してからはや2カ月が経ってしまいました。もはや読んだ人も忘れていたのでは(;^_^
ちなみに、第1回の記事はこちら↓

時間は経ってしまったけれど、めげずに書きます!
というわけで、今日は、同じく夏休み頃から急にやらなくなってしまった通信教材についてのお話です。

今小学1年生の長女は、幼稚園年中の後半から、毎月、幼児用の通信教材をとっています。
きっかけは、雨の日や、土日の出かけない日に、子どもが暇がって仕方なかったこと。
家の中で、親子で夢中になれることをと考えて、たどり着いた1つが幼児用ドリルだったんです。ちょうど先に始めていたお友だちから、良い印象ももらってましたしね。
長女はまだ字が読めませんでしたから、まだ小さくて長女の邪魔ばかりする次女がお昼寝している間なんかに、わたしが問題を読んで一緒にやっていました。
そうすると楽しいようで、1時間以上夢中になってやってることも少なくありませんでした。
そんな様子を見るのがわたし側の楽しみ。
年中の秋から始めて、年長さんのうちは、最新号が来たらその日のうちにやりきってしまうことも少なくありませんでした。
小学校に上がって教材の数が増えても、次の教材が届く時には終わっていることが多かったです。
親バカながらに、すごいなぁ、勉強楽しいんだろうなあ、と思っていました。
ところが、
夏休みに入って1週間もすると、学校の宿題と同じで、まったく手をつけなくなってしまいました。
年長さんの時は、小学校の教材より量が少ないのもありますが、長期休みのたびに「やるものがもうない!」と言うので、特別号なるものを夏と冬にとりました。それも合わせて、長期休み中にやりきってしまっていたので、この夏休みも、長女の希望もあって特別号を取ったんです。
でも、それも1~2ページしかやらない。ちょっと難しかったのもあるみたいですけどね。夏休みの宿題も進まないんだもの、通信教材も気分がどうしても乗らない様子。
そして、夏休みが終わり、2冊、3冊と溜まっていきます。
もともと通信教材は、お勉強を補強するためというより、長女の「勉強したい」を満たすためのものでした。
だから、長女がやりたくなくなってしまったのなら、やめるのも仕方ないかなと思っていました。
わたし自身、子どもの頃に同じく通信教材を親がとってくれていたんですが、溜めに溜めていました。最後は、集めると景品がもらえる、赤ペ○先生の添削シートだけやって送っていました。今思うと、なんてもったいないことをしていたんでしょう。両親には謝らなければいけません。
聞くと、夫も同じ状態だったそう。
長女には、ここで「やらないならやめるよ!」と怒ることもできたんですが、夫と相談して、「3カ月溜まったらやめる」という条件を長女に提案することにしました。
っていうかね、夫と相談したこの8月末の時点で3冊目が来たばかり。9月末に次が来たとき、1冊も終わらせていなかったら、アウトです。
でも、長女に「今すぐやめるか、3カ月溜めるまでは待つか」聞くと、やめたくはないと言うので、しばらく様子を見ることにしました。
そして、長女に勉強について話しました。
「お母さん、小学校は行かなくてもいいけど、勉強はしておいたほうがいいと思う。勉強しておくと、将来なりたいものになれるから。
それに、勉強は楽しいものだと思うよ。長女ちゃんは頭がいいし飲み込みもいいから、勉強楽しくなれる子だと思うよ。」
そう言いながら、勉強のサポートの仕方も模索です。
それまでは、幼稚園の頃から、長女がドリルをやったら、わたしが〇つけをしていました。そして、間違ったところを伝えて、一緒に考えなおしたりしようとしていました。
でも、以前から、長女は間違いがあった時点で機嫌が悪くなります。
直接言葉で言われるのが嫌なのかもと、赤〇ン先生のように、添削してドリルに花マルをたくさん書いたり、間違えたところも「ここまでよくできてるね!」と自分なりにできているところも指摘するようなコメントを書いたりもしましたが、見てくれない。
わたしは「間違いは悪いことじゃないんだよ。間違いはチャンスなんだよ。間違ったところをやり直せば、次は間違わなくなるんだから。ひとつも間違わない人なんていないんだよ」
と一生懸命説明しますが、どうも長女には響かない。
よくよく聞くと、「だって、間違ったらいけないんでしょう?」って言うんです。
「あっちゃー」と思いました。
意図していなかったものの、子どもがどういうものかわからないまま、しつけもしっかり、期待もいっぱいで育ててしまった長女です。
そんな風に自分を縛らせていたのかと思うと、すごく落ち込みました。
そうするうちに、9月末。ほとんど手付かずの3冊を残したまま、4冊目の10月号がやってきました。
わたしはドキドキしながら長女に「4冊目が来ちゃったけど、どうする?(1か月分終わらせるまで)何日か待とうか?」と聞きました。
そうしたら、「1週間、いや、明日までにやる!」と言って、さっそく取り掛かり、その日のうちにさんすうとこくごの2冊、やり切ってしまいました!
そうか、長女ちゃんは、本当にこれを続けたいんだ。そう思いました。
とにかく、もう一度動き出したこのチャンス。せめて「勉強って楽しいかも」って思ってもらいたい。勉強は、大人になっても、仕事に趣味にと、一生付いてくるものですから。
それからは、〇つけは、長女ちゃんがいる前ですることにしました。
〇つけをしながら、「おお、すごいな」「この問題、難しいのによくわかったね」とできているところは思い切りほめる。
で、間違えたところは、ケアレスミスっぽければ「長女ちゃん、これ、もう一回見てみてくれる?うっかりなだけなんじゃない?」「あ、やっぱりわかってたね。マル!100点だ!すごいね!」ってする。
考えてもらっても正解がすぐには出てこなさそうな問題は、もう答えを言ってしまって、「答えはこうらしいんだけど、どう?納得できるかな?」って言ってみる。長女ちゃんの顔が納得した顔になったら、「そう!この答えがわかるなんて、やっぱり長女ちゃんは飲み込みが早いな!わかってるなら大丈夫!マル!」ってする(笑)
そうすると、長女は不貞腐れることもなく、楽しそうに見えました。
そして、そのおかげなのか、たまたまなのか、その後も割と教材に取り組む姿が見られるようになりました。
そんな感じで、11月号が来た時も、4ヶ月目が来てから1か月分をやり切る感じではありましたが、4ヶ月分溜めずにやっていました。
彼女は、学校や教材が言ってくるような「毎日コツコツ」タイプではなく、気が乗った時に持ち前の集中力で一気にやり切るタイプなんでしょうね。
そういえば、わたしもそうだなぁ(笑)
でね、今では、「間違えたところを直すのが大事」という考えも、捨てることにしました。もう、勉強を楽しんでくれれば、それでいい。
なので、〇つけも、わたしがすることにはこだわらず、長女ちゃんに任せることにしました。もう、間違えたところを直さなかったとしてもそれでもいいし、いっそ〇つけもしなくてもいいやってつもりで。
わからなかったところを、答えを見て書いたとしても、そうすることで「へぇ、そうか、そういうことかぁ」「学ぶことっておもしろいなぁ」と思ってくれたら、それでいいやって。
勉強の仕方も、楽しみ方も、きっともう長女ちゃんに任せていいような気がしています。
そうしたら、今月は、まだ4冊目が来たわけでもないのに、すでに1か月分を終わらせているみたいです。次の月の分にも手をつけているみたい。
マルつけも、気が付くと自分でやっていて、自分でかわいい花マルを書いたりもしています(笑)
長女から学んだこと まとめ
通信教材について
- 教材をとる目的を思い出す。
- お金を払っているものだということを伝えて、子どもと続けるための条件を考える。
- 「勉強を楽しむ」というところまで目標を下げてみる。その上で、その目的に合った、その子に合ったやり方を考える。
- 子どもに、「勉強は楽しいもの」「あなたは勉強ができる、飲み込みの早い子」と言い続ける。
それから、ここまで読んでいて、「長女ちゃんはもともと勉強ができるから」「勉強が好きなこと嫌いな子がいるよね~」と思ったそこのあなた(笑)
わたしが今回、長女に「勉強は楽しいもの」と植え込めた(かもしれない)のは、ある本で読んだエピソードがあったから。
このエピソードについては、長くなったので次回に紹介しますね。