おはようございます☆
ママのイライラ・モヤモヤ解消!
横浜市金沢区のおうちサロン~SmileMarch~です。
今回は、前回の記事
の続きです。
7月にELMリーダーとなってから、たくさんの本を読んで勉強してきましたが、その中のひとつにこの本があります。
子育ての場面で、アドラー式の勇気づけを使いたい場面はたくさんありますが、具体的にどんな言葉を使ったらいいんだろうと迷うことはたくさんありますよね。
この本では、たくさんの場面を想定して、その場面ごとにたくさんのことばを提案してくれています。
「言葉かけ練習帳」とありますが、わたしがこの本で特に好きなのは、原田さんが小学校教員時代にたくさんの子どもたちと接した経験と、勇気づけの理論的な部分の両方を紐づけて話してくれているところ。すごく納得できるんです。
この本の中で、原田綾子さんは、ある男の子のエピソードを紹介しています。
(要約)
彼は、塾の授業中はおしゃべりばかりで、忘れ物も多いし、先生に怒られることもよくある男の子。
なのに、女の子にももてるし、成績はいつもトップで頭がいい。
それで、どうしてあまり勉強しないのに頭がよかったのかと聞いてみたら…
「母親が『あなたはできる子なんだから大丈夫』って、いつも言ってくれていたんだよ」
「で、『おれは頭がいい、勉強できる』っていつも思ってた」
そう教えてくれました。
このエピソードは、わたしには衝撃的でした。
ELM講座では、第6章で、ポジティブなことばとネガティブなことばの力について、また繰り返し自分にかけることばの力について学びますが、
そうか、小さいころからポジティブな言葉をかけていたら、子どもはこんなに伸びるんだ!
それに、こんなことも書かれています。
「どんな子でも、じつは勉強好きなんですよ」
子どもと言えば、”好奇心のかたまり”
だから、どんな子どもも基本的には「知ること」=「勉強」好きになる要素を持っているんだそうです。
そして、子どもを勉強好きにさせるには、
勉強=楽しい・知る喜び・面白い
と思えるような気持になる言葉をかけ、環境を整える
のがポイントなんですって。
この本を読んでね、わたし、
「あなたはできる」「勉強ってたのしい」
子どもたちに、そう繰り返し伝えていこうと思ったんです。
”子供の「不適切な行動」に対してどう対応するか”シリーズ
の中で話した、わたしの対応の変化は、この原田さんの本を読んでから、です。
そして、そこからの長女の変化は、目を見張るものがありました。
だから、たぶん、子どもたちのことを無条件に「信頼」して、勇気づけの態度と言葉かけをしていけば、どんな子も、もともと持つ無限の可能性を存分に発揮して、ぐんぐん伸びていくんじゃないかなと思います。
”子供の「不適切な行動」に対してどう対応するか”シリーズ、まだもう一つ書くつもりではいるんですが(笑)、前回勉強の話が出たので、その流れでこの本も紹介させて頂きました。
勇気づけ講座を受けてから読む方が響くかもしれませんけど(笑)、わたしの一押しの本のひとつです。気になった方はぜひ読んでみてください☆