おはようございます☆
ママの心を楽にするアドラー式の“勇気づけ”。
横浜市金沢区のおうちサロン~SmileMarch~です。
今日のブログは、歩くのと同様、自己主張のスタートも早かったこちらのお嬢さんのお話。

可愛いお嬢さんと、ヨチヨチお散歩です♪
親バカって思うでしょう?(笑)
でもね、ほんとに、この人は何をやっても可愛い。
泣いてても可愛い。
むしろ泣いたほうが可愛い(爆)
親バカ全開だけど、他の人もそうに違いないと本気で思う(笑)
でもね、こんな風に思えるの、3人目にして初めてですよ。
上2人とは、わたしのペースで歩けない、わたしの行きたいところになかなかたどり着けないお散歩なんて、大っ嫌いでした。
一緒に外を歩いては、いっつもイライラ。
もう!そっちじゃないんですけど!
だから!そこは入れないって言ってるじゃん!わかれよ!
そんなもん、口に入れるな!
さっさとこっちに来い!ちっともたどり着かないじゃないか!
子どもに自我なんて、いらんわーーー!!
などなど。
え?
そこまで思ったこと、ないって?
そりゃ、すごいなぁ。
聖母マリアだね。
え?あなたは、よくわかる?
現在進行形だって?
ぜひ握手しましょう。いや、むしろハグしましょ。
なんですって?まだ家の壁に蹴り穴開いてないの?
お揃いにぜひ記念の足型を作りましょう、家の壁に直接ね♪
上二人の子育てはイライラ満載だったのが、なぜ三女ちゃんは可愛くて仕方ないのか。
「経験値による余裕」はあると思うんですけどね、やっぱりアドラーさんなど、私の中に助けてくれる考え方がストックされてきたのかもしれませんね。
イヤイヤ期はまだまだこれからと言っても、同じような発達段階でも、やっぱり上二人と三女ちゃんでは、捉え方が違う気がします。
たとえば、
この時、実は「大人の足で徒歩10分の友だちの家に届け物をしに行こう」と家を出たんです。しかも、三女ちゃんも歩きたいと言うので歩きで。暇だ暇だと騒ぐ、またしてもリフレッシュ休暇の次女ちゃんと一緒に(笑)
でもこのとき、「目的地にたどり着く」ことはサブ目標にして、一番の目標は「少しでも外に出て、リフレッシュする」にしておきました。
そもそも、本当に返しに行くことを目標にするなら、歩かせはしないけどね(;^_^
で、結局ちっともたどり着かないから、途中でUターンして帰ってきちゃった(笑)
次女ちゃんがそこに文句を言わないでくれたのが助かった(;^_^

途中、花壇に寄ったり、縁石の隙間に生えているコケを一生懸命つまんでは口に入れたり(;^_^
上二人の時は、「チョロチョロ寄り道しないで、まっすぐ歩けよ」と私目線でイライラしていたところですが、この子については、少しこの子目線で見られるようになりました。
短い足で、よちよち歩くの、楽しいんだろうなぁ。
そうか、コケに興味を持ったか。そうか、口に入れちゃうか。そうだね、おいしくないね(笑)
今度は何を見つけたのかな?
子どもの目で見て、子どもの心に興味を持ってみる。
そうかぁ、きみは、そういうのに目をつけるのか。
そうか、きみ、そんなことができるのか。
コケを口に入れようとしてたって、前は「ダメ!」ってはらってたけどね。
取ったコケをどうするか、決めるのは本人。
決めたら、どうなるか結末を体験するのも本人。
コケを食べたら、「そうか、おいしくないか」と笑ってやる。
一応、毒でないかは気にしてみるけど、ちゃんと調べる訳じゃないから、どうかな(^_^;)
そしたら、サイコーのおもちゃだね、幼子って。
目線がとっても純粋。こっちもなんだか心が洗われる。
やっぱり可愛い(笑)
それから、Uターンする帰り道の途中、この人、近所のマンションのほうに寄り道しました。
入口によちよち歩いて行って、中に入りたいようで、閉められたドアを開けようとします。
ドアの手すりにつかまってみたり、バンバン叩いたりして、どうにか開かないかやっているご様子。
それでも開かないと、わたしに「あ!あ!」と声をかけて、「開けろ」って言ってきました。
でもねぇ、わたし、開けたくなかったの(笑)
マンションに入ったら最後。他所のマンションの廊下や階段に延々付き合わされるんじゃないかと、面倒に思ったんですよね。姿が見えなくなっちゃった次女ちゃんも気になるし。
だから、開かないフリして、「残念。開かないみたいだよ」って言って、家の方に向かいました。
でも、三女ちゃんはあきらめられない。
だんだん怒って泣き出して、しまいにはその場でひっくり返って大泣きしてアピールです。
以前だったら、「もう!わかったよ!」ってイライラしながら結局開けて、イライラしながらマンション内の徘徊に付き合って、帰ってからもムスっとしてただろうなぁ。
でもね、こちらも、多少お勉強してますからね。「こんな時はどうするんだっけなー」なんて冷静に眺めます。
まず、こちらは「今日はそのドアは開けない」と決めたからね。
「残念だねぇ。入りたかったねぇ」って気持ちに共感はするけど、こちらも入口から遠い位置から動きません。
あなたも「入りたい。入れなくて残念」って言っていい。でも、わたしだって、ママだからって無理に子どもの言うことに合わせず、「今日は入りたくない」と言っていい。
そして、意見の伝え方は、あっさりバッサリ「今日は入れないんだね」と一言のみ。
迎えに行こうとすると、また入口に戻って開けろと言うので、こちらも落ち着いて待ちます。
そしたら、5分くらいした頃かな。向こうがグズグズ言いながらこちらにやってきました。途中の段差も上手に降りて、わたしのところにゴール。で、抱っこされてニコニコするんです。
そうかぁ、残念な気持ちをしっかり味わって、待っていてやれば、こんなに小さい子でも、ちゃんとあきらめられるんだなぁ、と、ちょっと驚きでした。

この散歩で思ったのは、
どんなに小さい子でも、やっぱり根底には「この子はこの子。わたしとは別の意識を持った人間」と思って接することが大事なんだなぁ、ということ。
どっちに行くか、見つけたものをどうするか、決めたい子どもと、わたしの感情は分けて考える。
だから、声をかける時は命令口調ではなく、意見言葉(~しない?)やお願い口調(~してほしいな~)。
そして、ネガティブな感情もポジティブな感情も、そらさず感じる共感力。
「入れないなんて嫌だ!」と言う子どもに対して、「仕方ないでしょ!そんなこと言わないの!」と否定するんじゃなくて、「そうだねぇ、入りたかったねぇ。残念だねぇ」と、ただ素直に感じさせてやる。
ちなみに、わたしの「めんどいなー」っていう感情も否定しません。
「子どもに対して、めんどいなんて思っちゃいけないわ!」って、ほんとの気持ちにフタなんてしなくていい。フタしちゃうと、モヤモヤやイライラが残っちゃうんですよね。
「めんどいよねー。付き合ってあげてるわたし、聖母マリアだわ」と自分で自分に返答(笑)
あとは、最近受講した「キッズコーチング」の体験会で聞いて、いいなと思ったのが、
「ダメよ」ではなく、「できたね」と言ってやること。
花壇の花を「抜いちゃダメ!」と言うのではなくて、「お花抜けたね~」と言ってやるんだそうです。
それを言うには、まだ難しい場面も多いですが、「ダメよ」を「できたね」に言い換えてみると、こちらの気持ちはイライラでなく、なんだか笑ってしまうのが、この方法のいいところ。
この間、三女ちゃんが花壇のお花を株ごと抜いてしまったんですが、「そ、そうかぁ、抜けたんだね~(;^_^」とどもりながらも声掛けしてみたら、なんだか笑えてきてしまいました。
お花は後でこっそり埋め直しておきました(;^_^ 植えてくださった方、申し訳ありません~m(__)m
すでに自分の気持ちをはっきり主張できる三女さん。
どうかな、この調子で、これからの「イヤイヤ期ならぬ自己主張期」も、楽しんで過ごせるかな~?