ママの心を楽にするアドラー式の“勇気づけコミュニケーション術”。横浜のママサロン~SmileMarch~です。
今日は絵本のお話。
絵本の読み聞かせが苦痛…
みなさん、絵本は好きですか?
わたし、活字が好きで、小説など大人向けの本はよく読みます。でも、絵本は子どものための本で、子どもが読むものだとずっと思っていました。
いろんな理由で「本の読み聞かせ」は子どもに良いとよく聞きます。親子のふれあいや、子供の情操教育、はては勉強のできる子に育つなど、とにかく読み聞かせはいいよと勧められませんか?
とにかくいいらしいからと、わたしも、長女が小さいころから毎日寝る前に絵本を読んでやってきました。
絵本を読んでやると、確かに子どもは喜びます。子どもたちにとっては、寝る前はお母さんに本を読んでもらえる時間。毎晩絵本を楽しみにしている様子。もう長女は自分で読むことも多いですが、とにかく本好きには育ってくれたのは良かったなと思うところ。
でも、三女が生まれた頃から、寝る前に本を読む余裕がなくなり、毎度子どもたちが持ってくる同じような本を読むのが苦痛になってきて…。いつしか、寝る前に本を読む習慣は、わたしにとって苦行になりつつありました。
友人が貸してくれた本が転機
でも、ある日、あるきっかけで友人が貸してくれた絵本が、おもしろい!
ちなみに、貸してもらった本はこちらの本たち。
「へぇ~、そうなんだぁ?」と興味津々で読んだ本。
たくさんハグできます。
電車の音が全部擬音で書かれていて、音読するのが面白かったです。
読んだ後に「わたしもすてき?」と子どもたちに聞くと、嬉しそうにうなづいてくれました。
これまでに読んだことのないタイプの本だったからでしょうか。とっても面白かった。
子どもが喜んでくれたとかじゃなくて、わたし自身がおもしろくて、引き込まれるようにひとりで黙々と読んでいました。この時初めて、「絵本って、大人が読んでもおもしろいんだ!」と目からウロコが落ちたようでした。
え?そんなこと、とっくに知ってた?(^_^;)
わたしが読みたい本だけ読んでみる
それまでは、読み聞かせをなかば親の「義務」としていたんでしょうね。読んだ方がいいと聞くし、子どもたちも読んで欲しいと言ってくるし、あんまり気乗りしないけど「頑張る」か、って。
それからしばらくは、「わたしが読みたい本」だけ読ませてもらいました。わたしが読みたい本はね、読みたいの(笑)。面白い本を読んで、ワクワクしたいと思う自分がいることに気付いたのです。
逆に、読んだことのある本を何度も読むことは、あまり好きではないみたい(笑)。子どもたちは、こどもちゃ◯んじの読み物や、幼稚園からもらってくる本が大好きで、同じ本を何度でも持ってくるんですが…気分が乗ってくるまでの間は、「ごめん、それは読みたくない」と謝って、自分の読みたい本だけ読ませてもらいました。
でもね、わたしが読みたい本、読めば子どもたちも大喜びなんです♪わたしも読んでワクワク、子どもたちも大喜び。
やっと「本の読み聞かせって楽しいんだ!」と思えるようになりました。
今ではだいぶ満足してきたのか、余裕が出てきたのか、時々自然と子どもに「好きな本を選んでいいよ」と言えるようにもなりました。自分の充電って大事。
図書館や地区センターでも、毎週のように貸し出し数ギリギリまで絵本を借りに行きました。
以前は、貸し出し数のほとんどは子どもたちが選んできた本で、これまで何度も読んできた、お気に入りの絵本や、四コマまんが。それを見ては、読みたいと思えず、うんざりしていましたが…。
最近は、半分はわたしの選んだ本を借りています。子どもたちも、わたしが「これ、すっごく面白そうなんだよ!」と嬉しそうに言うと、「じゃあ、それにする!」と自分の選んだ本(読んだことのある本)を棚に戻してくれるのです。それを見て、わたしは「ありがとう!」とこれまた嬉しそうに返すのです。
読み聞かせのタイミング
夜の読み聞かせタイムもワクワク。寝る前はエネルギー残量が切れかけのことも多いので、借りてきた後すぐや、夕飯後、土日の昼間なんかに読むこともあります。
「子どもたちとワクワクしたいな」って時に、わたしがいそいそと本を持って来ます(笑)
読み聞かせは遊びのひとつ
絵本の読み聞かせは、子どもと遊ぶツールのひとつですね。
わたしは、子どもたちが楽しそうに遊んでいるのを外から眺めているのは好きですが、鬼ごっことか、一緒に遊ぶことは苦手。理解できる人、いらっしゃるかしら。どうしたらいいか、よくわからないのです(^_^;)
でも、絵本なら、自分も「へぇ〜、こんなこと知ってた?」「え!次どうなっちゃうんだろう?」なんて言いながら、子どもたちとワクワクしながらページをめくればいい。それで私も子どもも大喜びです。
子どもたちが絵本を集中して聞いてくれるようになったのは、いつからだったかな。3歳近くになってからかな。7歳、4歳の今では、病院の待合時間も絵本さえあれば何とかなるくらいには、長い時間楽しんでくれるようになりました。
1歳の三女ちゃんは、なんとなく聞いてくれたりはしますが、まだすぐにふら~っとどこかに行ってしまいます。
子どもと思い切り笑いたいとき
子どもとただただ笑いたいとき、わたしのおすすめの本はこちら。
鈴木のりたけさんの本は、ほかにもいろいろ読みましたが、毎回驚きと関心の連続です(笑)。子どもたちにも大人気!親子で毎回「どれがいい?」という話になります。
これ、本当に絵がありません。全部文字。問題はその内容。「えー、これ、読まなきゃダメ〜?」「読まなきゃダメー!(喜)」読む側は、どうぞ自分を捨てて、思い切りなりきって楽しんでください(笑)。
子どもとスキンシップしたいとき
子どもとスキンシップの取れる絵本も癒されます。
この1冊で、た~っくさん抱っこができます。抱っこって、子どもはもちろん、親にとっても気持ちのいいものなんだなぁと実感。
我が家が一番最初に買った絵本。だるまさんシリーズは全部で3冊あって、 赤ちゃんから喜んでくれる絵本の定番でもあります。 わたしはどれも大好きですが、この「だるまさんと」が一番好きです。子どもとおしりをくっつけたり、抱き上げたり、スキンシップできるから♪(やっぱりこれに尽きる)
赤ちゃんも喜ぶ絵本
子どもたちが絵本を集中して聞いてくれるようになったのは、いつからだったかな。3歳近くになってからかな。7歳、4歳の今では、病院の待合時間も絵本さえあれば何とかなるくらいには、長い時間楽しんでくれるようになりました。
1歳の三女ちゃんは、なんとなく聞いてくれたりはしますが、まだすぐにふら~っとどこかに行ってしまいます。
それでも、長女も次女も1歳過ぎた頃から、興味を持って見てくれる本があります。
松谷みよ子さんの本はほかにもたくさんありますが、我が家の三姉妹は、この1冊だけは別格だったみたい。リアルでもいないいないばぁは喜びますが、絵本でも同じようです(笑)。
先述しただるまさんシリーズ。あとは「だるまさんの」があります。これも、早くから喜んでくれた本。何度も読んでいるうちに、「だ~る~ま~さ~ん~が~」とマネっこしてくれるようになるんですが、それがまた可愛いのです(親バカ)。大人も、このかわいらしい絵に癒されます。
シンプルなのに、インパクトのある展開。ほとんど絵なので、赤ちゃん向けの読み聞かせでもよく読まれます。が、我が子たちはあまり反応してくれませんでした…。でも、わたしが好きなので、載せちゃう!(笑)
時間があるときは
幼稚園生以上の子どもと遊ぶなら、迷路や間違い探し、だまし絵、探し絵の本が楽しいです。ただし、時間があるとき限定!(;^ω^)
おしりたんていは、わくわくドキドキするストーリーな上に、迷路も間違い探しなどいろいろ載っていて、わたしが読んでいてもおもしろい!子どもたちに人気なのがわかる気がします。
読み手のストレスも減らす「読み聞かせ」
絵本の読み聞かせって、最近では読み手のストレスを減らす効果もあると実証されているんですって。
こうやって自分自身が楽しみながら読んで、しかも子どもの気持ちのいい反応が返って来ると、なるほど、そのように感じます。読み聞かせ、今更だけど、はまってます(笑)。
そんな風に、「子どものために」だけでなく、「自分のために」と視点を変えて、絵本を選んで読んでみるのはいかがでしょう?
それから、絵本を大人のカウンセリングセッションに使う「絵本セラピー」や、子育ての「困った」に絵本を使えば、怒らなくてもしつけができますよ〜なんて考え方もありました。絵本の力をなめてた。奥が深いです(;^ω^)
長くなったので、次回に続きます。