幼稚園や保育園、そのほか未就学児時代の生活から、小学校に上がる時は、それまでとはいろんなことがガラっと変わる時。
特に、第1子が初めて小学校に入学するというご家庭は、わからないことが多いために、小1の間は特に親子で大変だったり不安だったりすることが多いのではないでしょうか。
我が家も、現在小学2年生の長女が入学した時、小1の秋頃までは、親子でバタバタしたり、荒れたり、なんだか眠れないということがよくありました。
心の準備になる方もいらっしゃるかもしれないので、こちらでは
我が家が小学校入学後、小1の間に大変だったこと・衝撃だったこと
をまとめてみたいと思います。
同じ横浜市立でも、学校によってやり方がいろいろ違うようなので、「こんな学校もあるんだなぁ」という目で見て頂くといいと思います。
目次
小1で親が大変だったこと
まずは、子供が小学校に上がって、小1の間に親が大変だったことをご紹介したいと思います。
プリントが多くて処理に困る
一番最初に挙げるには意外かもしれませんが、小学校に上がって、まず最初に衝撃だったのが、プリントの量の多さ!
上の写真は、長女が小2の4月、始業式後に持ち帰って来たプリント。
小学生向けイベントなどのチラシ6枚と、学校からのお知らせ8枚、合計14枚!
始業式ではなく日常でも、学校からのお知らせは何でもプリントで来るし、イベントチラシも毎日のようにもらってきます。
割と早々に、学年便りなど一部のプリントのみ取っておいて、特に我が家に関係のないチラシなどは、読んだらそのまま”さようなら”するようになりました。
”取っておくほどではないけど、後で読み返すかも”というプリントは、 写メを撮っておいたり、アプリでデータ保存することも。
文書でも写真でも、何でも保存しておけるノートアプリです。
検索もできるし、スマホ内ではなくクラウドに保存してくれるので、スマホ容量の心配もないという代物。
こういったものを上手に使ってもいいかもしれませんね。
登校時間が早い→わたしの起きる時間も繰り上がり
小学校の登校時間が、予想以上に早かった!
たぶん防犯目的もあって、今は校門が8時過ぎのほんの10分程度しか開かないんですね。
だから、みんな早めに出て、なんと校門前で待っているんだそうです。
ということで、長女が家を出る時間も早い。
ということは、長女の朝食の準備や、何かしらのお手伝いをするために、わたしもゆっくり寝ているという訳にはいかないんですね。
登園時間が遅かった幼稚園の頃に比べて、起きる時間がだいぶ繰り上がりました。
その分、休日は「明日は早起きしなくていい~」なんて嬉しそうにしながら、ゆっくり寝ていたりします。
欠席の連絡が電話ではなく連絡帳
どこもそうなのでしょうか。
娘の小学校は、欠席の連絡が電話ではなく連絡帳なのです。
クラスや学年は違ってもいいから、近所の子に連絡帳を持って行ってもらって、プリント類と一緒に持って帰ってきてもらうというシステム。
幼稚園だと、登園時間を過ぎても電話ひとつでお休みの連絡ができたので、登園できるか微妙な時も、割と余裕を持ってギリギリまで様子が見られました。
ですが、小学校だと連絡帳を持って行ってもらう人に先に連絡をして、その子の登校時間までにわたし自身が着替えて連絡帳を渡さないといけないので、子供の具合が悪い時は、朝も夜もかなりバタバタします。
欠席の連絡なら電話でもいいようですが、先生方の負担を考えると、やっぱりできれば連絡帳のほうがいいんでしょうね。
放課後キッズクラブに意外と行ってくれない
横浜市立の小学校は、【放課後キッズクラブ】と言って、放課後に最長19時まで校内で預かってくれる制度があります。
放課後に学校を出ずに安全に遊んでいてくれる場所があることは、わたしにとってはものすごい安心感です。
しかも、基本的に無料!
というわけで、小学校入学を機会に仕事を始める人も多いです。
わたしも、安心だし無料なんだし、友だちも行くんだし、どんどん行っておいで~と思っていたんですけど…
長女はあまり行ってくれません。
好きで毎日のように行く子もいるみたいなんですけどね…。
学校の授業で一生懸命頑張ってるからでしょうか、できればまっすぐ家に帰りたいんだそうです。
そういう時は行きたいと言ってくれるので、次女も幼稚園のお迎え後、ゆっくり遊んで帰ることができます。
宿題と明日の準備が毎日ある→親子喧嘩が起きる
小学校に入学後は、おうちでも親子でいろいろと落とし所が見つかるまでは大変でした。
まず、宿題が毎日出るんです。
持ち物も毎日違うので、準備も毎日必要です。
【なかなか宿題や準備に取り掛からない・やっと取り掛かってもなかなか終わらない子供】に、母が「さっさとやっちゃいなよ!」とイライラしたり、親子喧嘩になったりということが毎日起こりました。
我が家はこれをアドラー心理学のテクニックなどを使って解決したんですが、それまではキツかったなぁ…(-_-;
下校時刻が何パターンもあって、把握しきれない!
入学後、長女が小1の間に、私がしばらくパニックで大変だったのは、下校時刻が何パターンもあること!
幼稚園は午前保育と1日保育で、降園時間は2種類しかありませんでしたが、小学校は、先生の研究授業に成績処理など、下校時刻が変わる日が結構あります。
普段でも、4時間授業の日は、長女の下校時刻と次女の幼稚園お迎えの時間が重なっていたので、きょうだいとの兼ね合いをどうやりくりするか、頭の中では処理できずにパニックでした。
慣れてくるまでは、上の写真のような時系列のある手帳リフィルに、子どもたちの帰る時間や予定を書き込んで、なんとかやりくりしていましたね。
それでも間に合わなくて、家の前で、一緒に帰ってくる近所の友だちのお母さんが長女と一緒に待っていてくれたこともあったし、下校時刻がいつもより早いことをすっかり忘れて、雨の中玄関先で心細げに待たせてしまったこともありました。
自分で行って帰ってきてくれるのは助かりますが、「帰ってきてしまう」ことが困るときもありますね。
幼稚園や保育園なら、お迎えが遅くなっても、延長料金が発生しても、とにかく大人と安全なところで待っていてくれますから。
下校後に遊びに行く小学生に、下の子が付いて行きたがる
これはそんなに多くないケースかもしれませんが、小1の始め、私がしばらく頭が痛かった問題。
長女の入学前までは、幼稚園にお迎えに行った後に、園庭や園の近くの公園で1~2時間お友達と遊んで、満足して帰ってきたら、夕飯や洗濯物、お風呂の支度ができました。
でも、長女の入学後は、14時頃に次女を迎えに行って、少し遊んでから帰ると、今度は帰って来た長女が友達と約束をしてきていて、公園に遊びに出かけるんです。
しかも、それに次女がついて行きたがる!
小学生は、お友達と一緒だし近くの公園だし、ひとりで行っておいでと言えるんですが、さすがに幼稚園児は目の届かない公園は心配。
結局また夕方まで付いて行くことになります。
しかも、我が家の近所の公園は、夕方はどこも大人は私ひとり。
三女も小学生たちも私のところにワラワラ集まって話しかけてくるので疲れる…(-_-;)
小1の後半になると、お友達が習い事を始めるなどして都合が合わなくなり、放課後長女が遊びに行く日は減っていきました。
ちなみに、我が家はお友達が親なしで家に上がることは、周りのママとも相談して「ダメ」ということにしました。
雨の日に遊べないのは申し訳ないけれど、小学生は外で遊びましょう^^;
小1で子供が大変そうだったこと
次は、小1で子供が大変そうだったことをご紹介したいと思います。
1年生でも早々に5時間授業が始まる
今の小学生は大変だな~と思うひとつ。
横浜市立の小学1年生は、4月こそ4時間授業ですが、5月になると早々に週4日、5時間授業が始まります。
長女の小学校は、秋以降は週5日とも5時間です。
そして、長期休みの前後も、ほとんど午前授業はなくて、ギリギリまで給食を食べて5時間授業を受けて帰ってきます。
わたしが子供の頃に比べて、土曜日がなくなったからでしょうか。
その分、土曜日も家族で自由に過ごすことができますが、まだまだ小さな子どもたちが、一日机に座ってお勉強するって、大変だろうなぁ、よく頑張ってるなぁと思います。
そのせいかな、特に最初の頃は、帰ってくると「公園に行ってくる!」とランドセルを玄関に放り投げて、近くの公園で走り回ったりしていました。
お友達とお約束しては、なけなしのおやつを持って、いそいそと公園に遊びに行ったりね。
長期休みの期間が短い
これも、今の小学生は大変だな~と思うひとつ。
幼稚園に比べて、長期休みの期間が短いのです。
夏休みはほぼ1カ月。
8月の最後にはもう授業が再開します。
春休みや冬休みも、2週間ありません。
それなのに、春休み以外は宿題も出るのだから、ほんと小学生は大変。
小1で感動したこと
小1で大変だったことだけでなく、反対に楽だったこと・感動したこともご紹介したいと思います。
授業が楽しそうな内容になっている
最近の学校教育はこういうものなのでしょうか。
クラスメンバーで意見を出し合って、協力して何かを作り上げるという学習方法が多々行われているようです。
小学校では「生活」「学活」の時間があって、小1の時は、例えば「前期おつかれさまパーティー」なるものをするのに、先生を進行役に、企画から子どもたちがアイディアを出し合って、話し合って、役割も分担して作っていったんだそうです。
ひとりひとり試行錯誤して考えて、でもクラスメイトと対等に、互いに意見を尊重し合って、協力し合ってひとつのものを作り上げる。
子どもたちの様子を聞いていて、とっても素敵な取り組みだなぁと思いました。
私のイメージでは、学校って算数、国語、道徳だって、席に座って先生の話を聞く、勉強勉強したイメージだったんですけどね。
長女が何より楽しみにしている図工も、幼稚園なら作品展に出すような、いろんな手法を使った凝った作品が毎回出来上がっています。
給食がすごい!
これは横浜市独自なんでしょうか。
給食になんとメロンが出ていました!
メニューは市内統一ですが、各校の給食室ですべてだしを取るところから手作り。
コッペパンじゃなくて「はいがパン」なるものも出るし、飲むヨーグルト的なものも出る。
わたしと三女は、毎日夕飯の残り物ですからね(;^_^
小1に上がって大変だったこと|まとめ
今後第1子の入学を控えているママさんや、今春ご入学されたママさんには、少し心構えをするきっかけになったでしょうか。
ここまで大変だったことをいろいろ言いましたが、我が家の長女さん、小学校がとっても楽しいんだそうです。
幼稚園の時は「幼稚園に行きたくないなぁ」という日もそれなりにあったけど、小学校は「絶対に行きたい」んですって。
本人に理由を聞くと、いつも「給食が美味しいから」なんて返ってきますけどね(笑)
でも、もし何か困ったことがあったら、どうぞご相談ください。
環境の変化は、適応するまでとても労力がいりますが、乗り越えればレベルアップにしかなりません。
それぞれのアイディアややり方をシェアして、楽しく乗り切りましょう♪
どうぞ、親子で楽しい新生活をお過ごしくださいね!
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