未就園児のいらっしゃるご家庭は、その子と長い1日をどう過ごすか、悩みの種ではないでしょうか。
我が家は、3人とも幼稚園の3年保育。
入園するまでは、平日はほとんど私と過ごしていました。
今回は、その3人分の未就園児との過ごし方をご紹介したいと思います。
未就園児がいらっしゃるママの参考になれば幸いです。
未就園児との過ごし方5選
いろんな過ごし方があると思いますが、ここでは私が3人の未就園児たちと過ごす中で、特におすすめだった過ごし方をご紹介したいと思います。
未就園児と遊びで楽しむ
未就園児との過ごし方として、基本は遊び。
ここでは、未就園児の年齢別に我が家の未就園児たちに大好評だった遊びをご紹介します。
0歳児からのおすすめの遊び
- 手遊び歌
- 積み木
- ガラガラなど音の鳴るおもちゃ
- 外をお散歩
この時期は、上のような遊びで遊んでやることができますが、特にねんねの時期は、基本的にはまだミルク・おっぱいや、おむつ、寝かしつけといったお世話で1日が終わってしまうことも。
また、機嫌のいいときや、寝てくれた時は、個人的にはまだ家の中でママのやりたいことができる時期だとも思っています。
ふと手の空く時間があったら、読書、裁縫、テレビなど、ママが自分の好きなことをして過ごしてもいいかもしれません。
ハイハイして動き出すようになると、目が離せなくなるので、日中は安全で大人の目もたくさんあり、他のママとも交流できる児童館などに通うのもおすすめです(後ほどご紹介します)。
こういった場所では、赤ちゃんから喜んでくれる手遊び歌や、手作りおもちゃの作り方などを教えてもらえる機会もたくさんありますよ。
1歳頃からのおすすめの遊び
- 公園遊び(遊具、砂場)
- シャボン玉
- 小麦粘土
- お絵かき
- 手遊び歌やダンス
- ままごと・人形遊び
- 風船バレー
歩くようになると、遊びは公園に行けば事足りるようになります。
子供は興味津々でちょこちょこ歩き回り、むしろ帰りたがらないという悩みが出てきます^^;
外に行きたくない、行けないという日は、よく小麦粘土、お絵かき、手遊び歌やダンス、ままごと・人形遊び、風船バレーなんかをして遊びました。
小麦粘土は口に入れても大丈夫と謳われているもので、100円ショップにも並んでいます。
お絵かきは、こういった水で消せるクレヨンがおすすめ。
気が付くとテーブルや壁に書いていたりするので(T_T)
手遊び歌は引き続き、ママが構ってくれると大喜びの遊びですが、1歳になると音楽に乗って身体を動かすようになります。
2歳頃からのおすすめの遊び
- 絵本
- パズル
- 料理・お菓子作り
- 幼児ドリル・紙工作ドリル
2歳も後半になると、できることが増えて、遊びの幅もとっても広がります。
図書館に行けば、絵本を順に読み聞かせて過ごせるようになりますし、ピースの大きなパズルにも集中できるようになってきます。
◯幼児ドリル・紙工作ドリル
幼児ドリルや紙工作ドリルも、ハマる子が多いです。
最後は家のプリンターでA4画用紙にプリントアウトしてやらせたりしました^^;
こどもちゃれんじも、毎月ドリル、DVD、おもちゃが家に勝手に届くので重宝しました。
DVDが以外にしつけにも役に立って、助かったんですよね^^;
◯料理・お菓子作り
2歳児なら、一緒に料理やお菓子作りをするのもおすすめです。
2歳児でも、ピーラーで人参の皮をむいたり、野菜やきのこをちぎったり、お菓子の生地を混ぜたりこねたりといったことが意外とできたりします。
キッチンが汚れることと、こちらのペースで進まないことには覚悟が必要ですが、出来上がれば「おいしい!」と言って嬉しそうに食べてくれたりしますし、合間に夕飯が作れたりします。
ぜひ一度試してみて下さい。
ママの味方!TVやDVD
1日中未就園児の相手をして過ごすのは、親にはとってもキツイものがあります。
そんな中、子供が夢中になってくれるテレビやDVDは、ママの重要なベビーシッターではないでしょうか。
以下に、我が子たちや周りの子供たちのよく観ていた番組をご紹介します。
- いないいないばぁ(1歳前後。最初に夢中になる番組)
- おかあさんといっしょ(スペシャルステージなど、歌がたくさん入ったものがお気に入り。適応年齢広い)
- アンパンマンの映画版(2歳頃から?)
- しまじろう・こどもちゃれんじDVD(3歳頃から?)
- 男の子なら、トーマス、チャギントン、カーズなどの乗り物
- 3歳頃から? 女の子:プリキュア、男の子:仮面ライダー・戦隊物・ウルトラマンなど
レンタルDVD・VOD
好きなテレビを録画しておくのはもちろんですが、レンタルDVD店で好きなDVDを選ばせてやると、子供には毎週の楽しみになっていました。
レンタルDVDは、今は宅配レンタルやVODもありますね。
- ゲオ宅配レンタル…旧作がお得
- TSUTAYA宅配レンタル…品揃えが豊富
また、周りのママたちの間では、レンタルしないで直接インターネットから見たい番組を購入する動画配信サービス(VOD)が増え始めています。
スマホやタブレットなど、インターネットに繋がる環境なら、番組を選んですぐに見られる手軽さが大きなメリット!
レンタル屋さんで子供にギャーギャーぐずられる心配もありません。
(テレビ画面で見たい場合は、インターネット対応のテレビであることと、ネットにつなぐ作業が必要にはなります。)
しかも、Amazonプライムビデオなどは月500円で、無料で見られる子供向けアニメがたくさんあるので、特にあまりお店に入りたくないイヤイヤ期などは、こちらのほうが断然おすすめかも。
◯Amazonプライムビデオ
Amazonプライム利用料500円/月(30日間無料)
未就園児とお出かけする
未就園児との過ごし方に悩んだら、未就園児が集まりやすい場所に、日常的に通うのもおすすめです。
近所の公園
家から近い近所の公園に行くのが一番手軽ですね。
ただ、少子化なのか、日中貸切状態の公園が今は珍しくないようです。
児童館・地域のプレイルーム
公園には親子連れがいないという場合も、児童館に行けば必ずいます。
児童館は、子育て経験のあるスタッフが温かく迎えてくれます。
通い始めは親子で緊張して疲れてしまうかもしれませんが、通ううちに顔見知りのママも増えて、ますますホッとする場所になっていきます。
環境は小さな子供に配慮してくれていますし、家ではグズグズな子も児童館ではご機嫌。
悩み事も愚痴もスタッフやママたちがうんうんと聴いてくれるし、何か有効なアイディアをもらえることもあるので、私には親子でリフレッシュできる場所でした。
私自身は長女が生後4ヶ月頃から通い出しましたが、生後1ヶ月から利用できるところが多いようです。
子供とふたりで家にこもっていると息が詰まるというママは、早々に児童館に遊びに出かけることをおすすめします。
大人の手があるので上の子にも構ってやれるし、気が楽でしたよ~♪
児童館ほどではなくても、地区センターのプレイルームなんかも、親子連れに会えることが多いです。
雨や真夏・真冬で公園で遊ぶのが大変な時期や、下の子がまだ歩けない時期など、出かけてみてはいかがでしょうか。
自治体主催の子育て広場
- 市や区が主催する子育て広場
- 地域の自治会が主催する子育て広場
自治体ホームページの子育て支援ページなどを見ると、自治体が主催する様々な子育て広場が載っていると思います。
地域の自治会主催の子育て広場は、回覧板や掲示板にチラシが貼られていることが多いです。
掲示板は子供連れのお出かけ先情報の宝庫なので、時々チェックしてみると面白いですよ。
育児サークル
育児サークルは、毎回同じメンバーに会えるので、子育ての「仲間」「戦友」レベルのママ友ができます。
クリスマス会など、みんなで楽しめることに企画から関われるのも楽しみのひとつ。
子連れで行けるイベント・ワークショップ
- 子育て支援センターや児童館
- 地区センターやコミュニティハウス
- 助産院 など
こういった場所には、子連れで参加できるいろんなイベント情報やチラシが置かれていることも多いので、行ったときには探してみるのがおすすめです。
そのほか、ママが運営するサロンなどは子連れOKのワークショップが多いです。
子供の遊び場がある大型スーパーなど
子供の遊び場がある大型スーパーやショッピングモールは、ついでに買い物や休憩もできるので、未就園児との過ごし方として、ひとつおすすめです。
ただ、イヤイヤの激しい時期など、スーパーには寄りたくないという時期には、むしろ避けたい場所かもしれませんね^^;
水族館・動物園
近所に水族館や動物園があるという方は、水族館や動物園の年間パスポートを購入したという話もよく聞きます。
動物園は広いので、元気の有り余った子供たちが走り回っても気になりません。
生き物と触れ合うのは、情操教育にもよさそうですよね。
水族館は、雨の日や真夏・真冬の時期など、外で遊ぶのがキツイ時期にも快適に過ごせる場所。
平日なら比較的空いているので、つい走り回ってしまう子供連れでも割と大丈夫なようです。
休日はパパと遠出も
パパの休日、パパの元気があるようだったら、思い切って普段行けないような場所に遠出してみるのもいいですね。
日常と違う体験ができると、親子でリフレッシュになるかもしれません。
習い事をやってみる
未就園児と習い事に通ってみるのもおすすめです。
以下、未就園児におすすめの習い事をご紹介します。
スイミング
スイミングは、だいたい生後6ヶ月頃から親子スイミングとして入会できるところが多いようです。
水が嫌いでスイミングは合わない子もいますが、小さい頃に始めるほど、水への抵抗感が少なく、水慣れも早いとか。
スイミングはまだ自由に動けない時期にもできる運動ですし、以下のようないろんな効果があるんだそうです。
- 短時間で十分な全身運動ができ、全身の筋力がアップする
- 十分な全身運動ができるため、よく食べよく寝る
- 呼吸機能・循環機能(体温調節機能)が発達する
- 浮力があるため、バランス能力が育つ
- 親子のスキンシップ→情緒が安定する
- 5感を刺激し、脳を活性化させる
実際、我が家も体験入会したことがありますが、慣れた子は浮き具をつけて、自分でプカプカととっても楽しそうに泳いでいてビックリしました。
そして、水で遊んだ後は、やっぱりよく食べ、よく寝る子が多いようです。
ママの運動にもなる点もメリットのひとつですね。
リトミック
リトミックというのは、音楽に合わせてダンスやリズム遊びなどを楽しむプログラム。
楽しく音楽と触れ合いながら、全身を使って、音楽能力だけでなく、子供たちの創造力、身体能力といった様々な能力を伸ばすことができるということで、近年未就園児に人気の習い事のひとつです。
リトミックは、ピアノを習う前の導入としても効果的なんだそうですよ。
音楽に合わせて身体を動かすことは、子供たち大好きですし、私達大人も一緒にやっていて楽しいのがリトミックの魅力のひとつ。
最近は、英語を取り入れた英語リトミックや、ちょっとした工作も取り入れた教室など、いろんなリトミック教室があるようです。
- ヤマハやカワイなどの音楽教室
- 個人のピアノ講師などの自宅
- 地区センターや児童館 など
未就園児向けの体操教室
未就園児対象の体操教室も、よく見かけます。
- 地区センターやスポーツセンター
- スポーツクラブ
- YMCA など
幼稚園のプレクラス
私立の幼稚園では、入園前の未就園児のお子さんを対象にプレクラスを開催しているところがたくさんあります。
- 工作や運動遊び、お歌やダンスなど、年齢に合った内容
- 幼稚園の先生が数人がかりで対応してくれる
- 価格はだいたいリーズナブル
- クリスマス会や作品展、運動会など、園行事に参加できる
- 母子分離(親は同伴しないタイプ)のプレ幼稚園もある
- 園バスに乗せてくれるところもある
- 幼稚園に優先的に入園できる
幼稚園によって、内容や形式が違います。
幼稚園のプレ保育は、入園を検討している幼稚園のプレクラスに参加するご家庭が多いようですね。
中には、2~3箇所のプレ保育に通っているというママさんもいらっしゃいました。
我が家も、第1子の入園前はプレクラスに入園。
その時の様子が入園の決め手になりました。
でも、入園する幼稚園は別に決めているけど、楽しそうだから参加してみたという方もいらっしゃって、それを歓迎してくれる幼稚園も少なくありません。
プレ幼稚園は、家庭保育では経験できないことをたくさん経験させてくれます。
親子で参加してみたいプレ幼稚園があれば、一度見に行ってみてもいいかもしれませんね。
人気の園では、プレクラスが申し込み開始早々に満席になってしまうところもあります。
絶対に入れたい幼稚園のある方は、保育園活動同様、早め早めに情報だけでも集めておくことをおすすめします。
我が家の未就園児との過ごし方
まだ我が家に長女しかいなかった頃は、だいたいこんな感じで平日を過ごしていました。
あの頃は子育てに必死で、手を抜くところがわからず全力疾走だったので、あまりお勧めできる過ごし方ではありませんが、こんな人もいるんだと参考にして頂ければと思います。
子供 | ママ | |
~7:30 | 起床 | 起床 |
7:30~8:00 | お着替え・朝ごはん | 朝食の用意・子供の身支度 |
8:00~9:30 | テレビ | 自分の身支度、食器の片付け、洗濯物干し、お弁当の用意 |
9:30~15:00 | 児童館など | 児童館など |
15:00~ | 帰り道からお昼寝 起きたらテレビ |
自由時間、夕飯の支度など |
17:30~ | 夕飯 | 夕飯の手伝い・片付け |
18:30~ | お風呂 | お風呂 |
20~21:00頃 | 絵本を読んで就寝 | 読み聞かせをして就寝 そのまま寝落ち |
第2子の次女は、生後半年ほどすると長女が幼稚園に入園したので、ちょっと違ってきます。
長女を送り出した後、昼間児童館などに出かけたりしましたが、14時の幼稚園お迎えに間に合うように、12時には退散してお昼寝。
14時のお迎えの後は16時近くまで幼稚園近くの公園で遊ぶ時間でした。
三女に至っては、昼間児童館などに外出することはあまりなくて、近所の公園やおうち遊びがメイン。
長女・次女が降園・下校後に、一緒にまた近所の公園やおうち遊びで過ごすことが多いです。
上の子のお迎えや下校の時間があると、あまりゆっくり遊ばせてあげられず、バタバタすることが多いですが、その分ママの気分は紛れているような気がします。
未就園児との過ごし方|まとめ
未就園児との過ごし方、参考になったでしょうか。
24時間365日子供と一緒にいる時間は、もしかしたら贅沢で幸せな時間かもしれません。
でも、正直なところなかなか気が抜けない大変な時期でもありますよね。
ぜひ、少しでも親子で楽に楽しく過ごせる過ごし方を見つけてくださいね。
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