寒~い冬。
できるだけ暖かく過ごしたいですよね。
でも、小さな子供をよく抱っこやおんぶして移動するママにとっては、冬のコートも子供が生まれる前とは勝手が違います。
特におんぶ派のママには、抱っこ派ママ以上に着られる真冬用のママコートがなくて困っているのではないでしょうか。
とは言え、やはり【おんぶ】は抱っこより腰も痛くならないし、何より両手も視界もフリーなので、何でもできます。
自転車に乗るにも、抱っこは危険だからとおんぶしたいところ。
こちらでは、3人の子供たちと9度の冬を越してきた【おんぶ派ママ】として、おんぶの時に着られる暖かい防寒コートや着方の工夫などをご紹介したいと思います。
目次
おんぶの時コートの着方はどうする?① おんぶした上から羽織れるコート2選
おんぶの時のコートの着方で1番困るのは、家でおんぶで子どもが寝てしまった時、それでも上の子のお迎えなどでおんぶの子どもを下ろさずに外に出たい時。
そんな時は、おんぶの上から着られる防寒コートがおすすめ!
実はおんぶ用の防寒コートってあるんですよ!
おんぶの時のコートの着方も合わせて、2種類ご紹介しますね。
1,ダッカー付き3WAYママコート
こちら、妊娠中から使えて、産後も抱っこでもおんぶでも着られるという、マルチスペックなママコートです。
こういったママコートには、「ダッカー」という継ぎ足しのような部分が付いていて、ママコート本体にファスナーで取り付けられるようになっています。
ファスナーなので、もちろんまるごと外して、普通のコートとして使うことも可能です。
抱っこができるダッカー付きママコートは、普通のコートの前ファスナーにダッカーを付けられるようになっていますよね。
おんぶもできるダッカー付きママコートの場合は、背中にもファスナーが付いていて、背中にダッカーを付けるようになっています。
つまり、本体が右側と左側でバラバラに分解できるという代物。
抱っこしたい時はダッカーを前につけて、おんぶの時はダッカーを後ろに付けます。
値段はそれなりにしますが、こういったママコートはダウン素材もあって、ママも子供も本当に暖かいのが一番のメリット。
あるととっても重宝します。
ただ、
- 状況によって抱っこの時とおんぶの時がある場合は、そのたびにいちいちダッカーを付け替えなければいけないのがちょっと面倒
- おんぶから降ろす時は、一度脱がなければ降ろせない
- 子供が起きておんぶから降ろすと、背中のダッカー部分が微妙
- 子供を抱っこ・おんぶしなくなって、ダッカーなしで着たい時、背中のファスナーが見た目的にイマイチ
というデメリットもあります。
ですが、とにかく暖かさはピカイチなので、家に帰ってくるまでおんぶしたまま降ろさないという方などは、ぜひ検討してみてください。
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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2,ポンチョコート
ポンチョコートは、子供をおんぶしている時でもサッと羽織れる手軽さがメリットです。
しかも、ポンチョコートなら、着たままおんぶと抱っこを切り替えることもできますし、子供が起きて降ろす時も脱がなくていいし、見た目も変にはなりません。
ただ、子供をおんぶすると、生地が背中側に取られるのでママのお腹側の丈が短くなってしまい、ちょっとお腹や足が寒いです。
また、ポンチョコートは、裏地付きの暖かいものがなかなか見つからないのが最大の難点。
フリーマーケットで見つけた時は即買い(笑)。
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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ポンチョコートの裏技① 2枚重ね
暖かいポンチョコートが見つからない場合は、秋用のポンチョを2枚羽織るという裏技もありますよ。
見た目は、2枚のポンチョのコーディネートを考えればばっちり♪
秋用ポンチョはおしゃれなものもいろいろありますし、お店に入ったり乗り物に乗ったりするときにも調節しやすいので、意外と狙い目です。
ポンチョの裏技② 手作りする
ポンチョは、モコモコ生地で意外と簡単に作れます。
フリース生地やもこもこのボア生地って、冬の時期はセールで大幅に安くなっていることが多いので、お財布に優しい。
そして、こういった生地は、なんと縫い目が曲がっていても目立たないのです!
ほとんど直線縫いで出来上がり♪
◯ママポンチョのレシピ|かたっぱしから手作り
https://plaza.rakuten.co.jp/nojomo/diary/201012060001/
◯ママポンチョのレシピ(2)裏地付き|かたっぱしから手作り
https://plaza.rakuten.co.jp/nojomo/diary/201012060002/
生地は、【フランネル】や【プードルファー】などが暖かくてフワフワでおすすめです。
おんぶの時コートの着方はどうする?② コートの上からおんぶ
おんぶの時のコートの着方その2。
ママも子供もそれぞれにコートを着て、ママはコートの上からおんぶひもを装着しておんぶするという方法です。
おんぶの時、子供がこれだけでは寒そうな時は、さらに冬用のブランケットをかぶせてやります。
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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寒い時はさらにブランケットや防寒カバー
ブランケットは、ユニクロのフリースブランケットがスナップボタンも付いているので便利。
お値段もリーズナブルで、自転車の防寒など、我が家でも複数枚買って幅広く使わせて頂いています。
ベビー用品としては、こういったしっかりした防寒カバーもあります。
抱っこひもやベビーカーにつけるクリップも付いているので、あれば重宝しますよ。
冬用ブランケットは手作りも簡単
冬用ブランケットは、ポンチョコート以上に手作りするのが簡単です。
2枚の生地を中表にして端を縫い合わせて、ひっくり返して抑えミシンをかけるだけだから、ミシンなら1時間もあれば出来上がり。
生地屋さんでよく売られている100×140サイズのモコモコ生地を2枚用意して、それぞれ半分に切って縫い合わせれば、おそろいのブランケットが2枚できます。
しかもものすごく暖かい!
100円ショップのフリースブランケットも材料として使えます。
◯もこふわブランケットの作り方|ぎんがむちっく
https://ameblo.jp/vivienne0618/entry-11727669864.html
寒い冬、時間をかけてコートを着せまくるのではなく、これ1枚さえあれば暖かいっていうものがあると、支度や荷物が一気に楽になりますよね。
我が家では、作って4年経ちますが、いまだに現役。
暖かくてフワフワ気持ちがいいので、上の子たちも冬はどこにでも持って行きたがります。
ブランケットを羽織る工夫
おんぶの子供にかぶせるには、端っこに大きなスナップボタンを付けたり、マルチクリップなどを使うのがおすすめです。
マルチクリップは、100円ショップのベビーコーナーに置いてあることがありますし、帽子留め(帽子が飛ばないように服に留めておくもの)でも代用できます。
かわいく手作りするのも結構簡単。
◯マルチクリップの作り方 一例
https://craftie.jp/style/article/2325
おんぶの時コートの着方はどうする?③ コートを後ろ前に着る!
本当に究極な時は、もう自分のコートを後ろ前に着て、子供にはブランケットなどをかけて出てしまうこともあります(笑)
おんぶしている背中がブランケットで隠れていると、コートが後ろ前なのって、思うほどおかしくはない…かも?
後ろ前のコートは脱げやすいので、上でご紹介したマルチクリップなどでコートの首元を合わせるように留めておくと脱げにくくなります。
(さすがに背中側のファスナーやボタンは留めづらいので…)
番外編:フットマフ付きベビーカーも便利♪
ベビーカーはこんなダウンがあります。
我が家は、次女が生まれた時に、長女の真冬の公園遊びにも付き合えるように買いました。
これさえあれば、動かない赤ちゃんもホッカホカ♪
おんぶの時コートの着方はどうする?|まとめ
ここ数年は、毎年のように「暖冬」と言われていますが、暖かい日がある分、寒い日がこたえますよね。
どんなに寒い日でも、子供達は何時間でも外遊びしようとするし(-_-;
どうぞ、服装を上手に調節しながら、少しでも快適に過ごしてくださいね。