おはようございます☆
ママのイライラ・モヤモヤ解消!
横浜のおうちサロン~SmileMarch~です。
昨日、ブログに今年の抱負を書きました。
その中に「親子が集まる児童館のような場所で、ママの不安を和らげて笑顔にしたい」という目標を書いたんですが、書きながら思い出したことがあります。
今日は、3年前のわたしが考えていたことをお話ししたいと思います。
先日も別の記事にちょこっと書いたんですが、親と子のつどいの広場「ふきのとう」さんが、半期に一度の会誌を送ってくれました。
こんなことしてくれるの、親と子のつどいの広場は数あれど、ふきのとうさんくらいじゃないかしら。しかも、ここ数年、ほとんど行けてないのに、送ってくださるんです。
会誌には、ふきのとうで実施された講座の資料を載せてくれているので、それで学ぶことがあったりします。何より手元に届くだけで、あの温かい人たちとつながっている、わたしにも気にしてくれている人たちがいると思えて、届くたびにほっこりするんですよね。
それから、この会誌には、ふきのとうの利用者さんやスタッフが寄せたエッセイが毎回載るんです。それも楽しみの一つ。
実は、わたしも3年くらい前、長女が3歳、次女が10か月くらいのときに寄稿させて頂いたことがあります。懐かしいなぁ。
で、このエッセイに、後日とても良かったと感想を教えてくださった方がいらっしゃいました。ものすごく久しぶりに行ったふきのとうで、初めてお会いするママさんだったんですが、エッセイに書かれたわたしの名前を覚えていてくださって、たまたま会って名札の名前を見て、声をかけてくださいました。なんでも、リビングにあのエッセイを貼ってくださっているとか。あの時は誰かのために書いたわけではなかったので、気恥ずかしかったけど、とっても嬉しかったです。
同じように、誰かの心に届くかしら。個人的に気に入っていたエッセイでもあるので、今回思い切って載せます!(お気に入りだったから、パソコンに保存してたんです(笑))
特別な存在
子どもの頃、転校の多かった私は、幼馴染みという存在に憧れていました。
昔から知っている者同士の分かり合っている感じ、他の人とは替えられない特別な存在。
私はずっと、誰かの特別な存在になりたかった。
私がどんな人間で、どんなことをしても、あなたが必要と言われる人間になりたかったんです。
その夢は、結婚して人生のパートナーを得て、少し叶いました。
でも、仕事ではずっと一番の下っぱで、出来も悪くて、あまり必要とされている感じではなくて。
4年前に長女を、昨年は次女を授かり、その度に仕事は育児休暇をもらいながら必死で続けてきましたが、ずっと心の底では抱えているものがありました。
この春に育児休暇から復帰しましたが、勘が戻らないうちに失敗が続き、上司や先輩からは毎週叱られ、昼間は過呼吸になりかけ、夜は眠れなくなりました。
でも、どん底まで落ち込んで、肩を落として託児室に迎えに行った私に、次女は泣きそうな笑顔で両手を伸ばし、抱き上げると必死でぎゅうっと抱きついてくれました。
幼稚園に行けば、長女は私の心中など関係なく、普段と同じように幼稚園での様子を一生懸命話してくれました。
私が何度失敗しても怒られても、彼女たちは変わらず私を必要としてくれました。
なんだ、私の欲しかったものは、こんなに近くにいるじゃないか!
目の前がぱあっと明るくなりました。
子どもは親を助けるために生まれてくると聞いたことがありますが、本当ですね。
朝から晩まで2人の子どもたちに振り回され、必死に家のことや子どもたちの世話をこなすうちに、毎日はあっという間に過ぎて行きます。
ギャーギャーと泣きわめく娘たちに、全てを何処かに捨て去ってスッキリしたいと思うこともよくあります。
でも、たぶん、私は今人生で一番幸せな時にいます。
子どもたちがグズグズなときは、彼女たちが「大好きなお母さん、助けて!お母さんじゃなきゃダメなの!」と言ってくれている時。
こんなに無条件に必要としてもらえる時間は、長い人生の中で、他にあるでしょうか。
一緒に遊ぼうと言ってくれるのも、抱きついてくれるのも、手をつないでくれるのも、たくさんお話ししてくれるのも、きっとあとちょっとしかない貴重な時間。
嵐みたいな毎日の中、キラキラしたこの時間を、大事に大事に過ごしていけたらいいなあと思います。
読み返すだけで、あの頃の気持ちが思い出されて、泣きそうです(;^_^
アドラーを学ぶ、一年以上前の話だったかな。
この後もしばらく、仕事の出来損ない加減は続きました。でもある日、思い切って相談したのが、職場の先輩であり、わたしのアドラー師匠でもある大場まさみさん。彼女にアドバイスをもらって立ち直り、その後勇気づけELMを教わって、さらに人生明るくなったんですよねぇ。
つらかったね、あの時のわたし。
よかったね、幸せいっぱいの今のわたし。
あの時のわたしがいるから、今の幸せがキラキラ輝く。
ありがとう、あの頃のわたし。
さあ、今度はわたしが誰かに勇気を届ける番。
がんばるぞ~☆