今回は、前回の記事の続きです。
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いざ!一時保育へ!
そういうわけで(どういうわけかは、前回の記事をご参照ください)、先月から三女ちゃんを時々一時保育にお願いするようになりました。
認可保育園の一時保育~申込み
「一時保育をお願いしよう!」と思ったら、早かったですよ。わたしは2か所の保育園を検討していて、片方は近所のママ友も使う認可保育園。初回の面接は必要ですが、その予約だけ頑張って電話でしてしまったら、あとはとんとん拍子に進みました。実際に一時保育担当の方にお会いできて、保育園の中も見させてくれて、その温かい雰囲気に安心することができました。
後で保育士の友人に聞いたんですが、この初回の面接って、子どもや親を値踏みするとかそういうことではありません。親御さんがこの子にどんな想いを抱いているのか、どんな風に育てたいと思っているのか、この子はどんなことが好きなのか、そういったことを教えてもらって、親御さんの気持ちに沿った保育をしたいからなんですって。
そんなこと知ってるって?でもね、一時保育に子どもを預けることにまだ抵抗感を感じているときは、ちょっとしたことがネガティブに見えてしまったりするんですよね。そこで、「いやいや、大丈夫、そんなことないんだよ」という情報を知っていると知っていないでは、見える景色、受け止め方が違いますから、一応書いておきます(笑)。とにかく、初回の面接は、「お母さん、どうぞ安心してわたしたちに大事なお子さんをお預けくださいね」というメッセージと受け取ってくださいね。
認可外保育園の一時保育~お願いしてみた
もう一か所は、認可外ですが、横浜市の子育てパンフレットにも載っている、一時保育を積極的に受け入れている保育園。友人のママさんが働いている保育園です。
ここね、すごかった。事前の面接が必要なくて、予約もインターネットの予約システムでピッピッピッと登録完了。いつ、何枠空いているかもネット上でわかるので、保育園が空いている時間や、忙しくなさそうな時間を待って電話しなくても、思いついた時に予約ができるんです。しかも、キャンセルも当日朝までOK。こちらも予約システムからピッピッピッで完了。空いている別日に予約を取り直すなんてことも簡単です。持ち物も、お昼寝シーツだのなんだのいらなくて、普段ママバッグに入れているような、オムツや着替え、タオルといったものだけ。お昼ごはんも、お弁当と持ち込みが選べるという親切さ。まだたいして食べない三女ちゃんには、おにぎりと小さな冷凍食品を持たせて、昼食代を節約です。
時間も、1時間から決められるし、何時からでも大丈夫なんです。園庭はないけど、午前中に行けば雨天時以外は外をたくさんお散歩させてくれるし、保育園ノートがない分、毎日その様子を簡単にホームページにアップしてくれています。ノートがないことで、またこちらと保育士さん側の負担が減りますしね。
この保育園にまだ3回行っただけですが、一時保育を始めるには、いろんな見えないハードルがあったんだなぁと実感しました。そんないろんなハードルを一気に下げてくれたこの園には感謝。この使い勝手に、しばらくはこっちの園でお世話になるかもしれません。知ってるママさんがいることも安心のひとつかな。ここを頻回に使っていたママさんも、わたしの周りにチラホラいるし。
ただここね、知らない方にはうさん臭く見えることもあるそうですよ(笑)。ちょっと外見古いのと、保護者がいっさい中に入れないから。園の玄関から中も見えないしね。ただそれは、(そのママさんに聞いたんですが)、この園が一時保育に特化しているからなんだそうです。わたしも、上の子たちを、職場の託児所(勤務時間も勤務日も人によってバラバラな職場)に預けていたので少しわかるんですが、毎日来て慣れているお子さんならいいですが、一時保育でたま~に来るお子さんは、よその親御さんでも、見えてしまうとママを思い出してまたワーワー泣いてしまうんですって。しかも、スタート時間も終了時間もバラバラだから、いろんな時間に誰かの親が来る。だから、中の子どもたちから入り口側が見えないようにしているんだそうです。確かに、知らない親御さんが初めて来たときは、ちょっとギョッとされるかもしれません(;^ω^) でも、ここの保育士さんたちは、ベテラン揃いだそうなので、そういった点でも安心かな。少なくとも、家でプリプリ怒って構ってもくれない実の母親よりは、よっぽど大事にしてもらっていることでしょう。
預けてみたら…
保育士さんに抱っこされて、三女ちゃん大泣きでしたが、わたしの気分は今回は晴れやかだったなぁ。「これで、わたしも家族もニコニコになれる!」って、明るい未来にワクワクしました。軽くなった自転車をこいで家に帰って、2時間ちょっとだったけど、しっかり作業に集中できて、なんだか気分も晴れやか!お迎えに行く時も、なんだか迎えに行くのが楽しみでした。
それは、上の2人の時のように、日頃の子育てのストレスをリフレッシュしてリセットするのとはちょっと違う感覚。わたしは、子どもが1番の乳母じゃない。わたしは、わたしの人生を主人公として生きる。そんな感じ。
そうするとね、子どもたちが可愛くて仕方ないんです。
三女ちゃんは、2回とも3時間お願いして、その2回ともか~なり長い間泣いていた模様(;^ω^) でも、なんだろ、以前のように心が痛んだりはしなかったなぁ。「うんうん、よく頑張ったね!ありがとう!君も、なんだかんだ言って、楽しかったでしょ。これから慣れて、もっと楽しくなるよ!」と思えました。わたしが抱っこしたらピタッと泣き止んで、ぎゅうっとしがみついてくる手が可愛いこと可愛いこと。
子どもは、わたしの自由を制限する憎たらしい生き物じゃない。わたしと一緒に人生を楽しく生きるパートナーって感覚なんです。お互い、ダメなところがあってもいい。お互いに支え合って補い合えばいい。あなたがいてくれて、それだけでわたしは本当に幸せなんだって。
それから、実際に一時保育を使い始めたことで、肩の力が抜けたところがありました。あまりに楽しいから、毎日でも預けたくなるんだけど、頼れる場所ができたことで、「辛くなったらまたお願いすればいいや~」と思えるんですよね。かえって、予約をキャンセルした日もありました。
そして、いざという時の預け先ができたことで、お仕事も幅が広がりました。どうしても、三女ちゃんがいる前提で考えると、いろいろと手が出しづらいことがあるんですね。でも、微妙そうだったら保育園にお願いすればいい。そう思ったら、踏み出せずにいたことにも、一歩踏み出すことができました。心花茶さんとLienさんとのコラボ企画は、そうやって生まれたものです。
そしてもうひとつ、このゴールデンウイークから、ちょっと大口のお仕事を頂きました。もし一時保育の話がなかったら、もしかしたら断っていたかもしれないお仕事。でも、「何とかなるだろう」って思えて、お受けすることができました。(6月末までの期間限定なので、特に5月は目が回るかもしれませんが、ブログの更新が滞っても、温かい目で見守ってやってくださいね(;^ω^)
さて、そんなこんなで、ゴールデンウイーク中もいろいろと忙しかったんですが、長女と次女には、こんな風にお話ししました。
「お母さんは、お仕事が大好きで、たくさんやりたいの。でも、長女ちゃんや次女ちゃん、三女ちゃんと遊ぶ時間も作りたいの。だから、一緒に遊ぶ時間がたくさん取れるように、保育園にお願いしたり、お母さんいろいろやってみるね。」 って。
そうしたら、長女も次女も、「お母さん、わたし三女ちゃん見てるよ。お仕事していいよ」「お仕事はかどった?」って言ってくれるんです~(T△T) お母さん、家族みんなでニコニコになれるように、頑張っちゃうよ!
子どもを預ける理由
あと、これを読んでくれている方にわたしが伝えたいのは、子どもを預けるのに、理由は仕事や病気、介護といった、「保育園の入所条件」にあるような内容である必要はないということです。
確かに、理由が仕事とかだと、子どもにもなんだか説明しやすいし、「預けなきゃできないんだから」とブレずにお願いしやすいですよね。わたしも以前パートで働いていた時は、「行きたくない」と子どもたちがグズっても、なんとかなだめて行ってもらっていました。「仕事なんだから」って。だから、反対にサロンのお仕事は、子どもたちがいてもやることができます。ブログでもなんでもわたしのやりたいことばかりやっていて、「お仕事」って呼んでもいいのかなって思っていたところがあるので(それについてはまた別の機会に考えてみたいと思います)、「わたしのやりたいことのために行きたがらない子どもを人に預けていいのかな」って思っていました。
でも、今日のブログを読んで、わたしが言いたいこと、わかって頂けたでしょうか?子どもを人に預ける理由は、「ママも家族も今よりもっと笑顔で幸せになるため」なんです。お仕事でも、趣味、勉強、友だちとランチでリフレッシュでも、やりたいことは何であっても同じじゃないでしょうか。
だから、もし子育てに行き詰まっていて、少しでも離れることでお互いに幸せな気持ちになれるなら、保育園という保育のプロ集団に子育てを一時的に「外注」するのは、むしろ賢い選択なのではないでしょうか。子どもはね、ママと離れる時は泣くけれど(最初から喜んで行ってくれるうらやましい子もいるけど)、保育士さんは本当に保育のプロです。ママの顔が見えなくなったらあっさり遊びだす子もいるし、時間はかかっても、何回か通ううちに慣れる子もいるし、とにかく必ず園での生活を楽しんでくれるようになります。ママが後ろ髪を引かれるように不安そうな顔をしている子ほど、なかなか慣れないそうですから、「保育園は楽しいところだから!」「保育士さんにお任せしておけば大丈夫!」とあっさり笑顔で立ち去るのがコツなんだそうですよ。三女ちゃんも、3回目は少しなく時間が減ったみたい。早く慣れてくれるといいなぁ(;^ω^)
もし、ついこの間までのわたしのように、「仕事でもないのに」「自分のためにお金を使うなんて」「まだ小さいのにかわいそうかしら…」なんて考えて、使ってみたいのにためらっている方がいらしたら、一緒にそのブロック、一歩飛び越してみませんか?