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子供がいじめられている時に親ができる6つの対処法|楽になる心理学的考え方

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大事な我が子が、誰かから心無いいじめを受けて傷ついていたら、親は居ても立っても居られないですよね。

しかも、小さな頃は付きっきりで守ってやることもできたのに、入園して以降は、親がついていてやれない時間のほうが多くなり、余計にヤキモキしてしまいます。

小学生に至っては、もう大きくなってきた我が子に、どこまで親が介入していいものかについても悩みますよね。

子供が何かいじめを受けている時、親ができる対処法はいろいろあると思います。

こちらでは、このところ何件かご相談を頂いた中で、ママもお子さんも楽になったとおっしゃって頂いた対処法について、ご紹介したいと思います。

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法① 子供の話を聴く

子供の話を聴く

子供がいじめを受けて傷ついていたら、親ができる一番の対処法は「子供の話を聴く」ことです。

気持ちを否定しないで肯定する

子供の話をきく上で大事なことは、「聞く」ではなく「聴く」こと。

あなたも、育児のストレスを誰かに話した時、どんな風に聴いてもらったら気持ちが楽になるでしょうか?

あれこれコメントされるよりも、ただ「そうだったの。それは大変だったね。よく頑張ったね」と大変だった気持ちを否定しないで労ってくれた時ではないでしょうか。

子供の話を聴く時も、いろんな先入観は捨てて「そうか、それは嫌だったね」と寄り添ってやると、傷ついて落ち込む子供は、話したことだけでも気持ちが楽になるのではないでしょうか。

感情をジャッジしない

感情をそのまま受け止める

我が子が辛い想いをして、その話を聴いていると、親としてはつい「それはひどいわ!」「ママも腹が立つ!」と感情的になってしまうところではないでしょうか。

無理もないことですよね。

ですが、実はそのパターンだと、子供の感情も煽ってしまい、子供が楽になるどころかますますヒートアップして、問題解決が難しくなりがちです。

親も冷静でいられないので、対処法が見えにくくなりますしね。

ではどうしたらいいかと言うと、子供の話を聴く時に、親が【子供の感情をジャッジ(判断)しない】こと。

親が子供の話を冷静に聴く方法としては、【子供の話を要約して、気持ちを代弁してやる】ことがおすすめです。

例えば、「そうか、◯◯ということがあって、あなたは△△という気持ちになったのね。それは嫌だったね、つらかったね。」といった返し方になります。

「話を要約しなければ」と思って聴いていると、そのことに必死で意外と冷静に話が聞けたりします。

やよい
やよい
その上で、サラっと「あなたがそんなことされていて、本当はすごく悔しいけどね」と冷静に伝えるなら、子供にママが心配してくれていることが伝わり、かつ冷静に対処を考えられるのではないでしょうか。

話してくれたことに感謝する

話してくれたことに感謝

話を聴いたら、最後にぜひやってみて頂きたいのが、子供が【話してくれたことに感謝する】ということです。

いろんな子がいるとは思いますが、私は子供の頃、自分が人に何か嫌なことをされた時、それを親に打ち明けることは、結構勇気がいることでした。

自分の親には、いい子の自分を見せたいという心理だったのでしょうか。

でも、もしそのいじめが大きな事になってしまったとしたら、その前に気付いて手助けしてやれなかった自分を悔やんでも悔やみきれません。

だから、子供がいじめを受けていることを「打ち明けてくれてありがとう」と言う。

やよい
やよい
そうすることで、それ以降も何か困ったことが起きた時に、子供が一人で抱え込まず「人に相談していいんだ」と思ってもらえるようになってくれたらと思うのです。

 

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法② 担任の先生や専門家に相談する

担任や専門家に相談する

子供の話を聴いたら、次は解決に向けたアプローチの段階です。

一番は、担任の先生に相談をして、学校や園での子供の様子を聞きたいところですよね。

大事にしなくても、子供の様子に注意してくれたり、何か事情を知っていて解決の糸口になったりするかもしれません。

また、自治体のホームページを調べると、子育て相談や教育相談、電話相談、各小学校のスクールカウンセラーなど、相談できる専門家がいるはずです。

親子で抱え込まず、ぜひこういった専門機関の力も積極的に借りてくださいね。

 

実際に、周りでも「先生に間に入ってもらうことで事態がおさまった」というケースはよく聞きます。

やよい
やよい
「一人ではない」という心強さや、状況を【客観的】に見る視点が得られて、解決の糸口が得られるかもしれません。

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法③ 子供に考え方を伝える

いじめられているときの考え方

子供がいじめを受けている場合、先生や大人に相談するなどして、なんとか【いじめをしてくる子に変わってもらう方法】を考えますよね。

協力を得てうまくいく場合ももちろんあると思いますが、思うように変わらないという場合も、残念ながら少なくないのではないでしょうか。

実は【人を変えることは、本当に不可能なほど難しいこと】なんです。

子育てママは、我が子のしつけや教育で、そのように感じることは多いのでは?

人を変えることは難しいですが、一方で、自分のことは自分次第で変えられるんです。

ですから、いじめを受けているお子さん自身にお話する時は、【お子さん自身が変わることで、いじめられる状況を変える】方法を伝えてみてはいかがでしょうか。

言葉のすれ違いの可能性

すれ違い

考え方も生活も違う人間同士、お互いに勘違いしてしまうことは多いと思います。

子供が【いじめられている】と感じたことが、

  • 実は相手は嫌な気持ちにさせるつもりで言ったことではなかったかも
  • 実はこちらの言動が相手に勘違いされて傷つけてしまうことがあったかも

といった可能性もあるよと子供に伝えておくと、何か解決の糸口になるかもしれません。

世の中には合わない人が必ずいるが、一部でしかない

合わない人間

いじめを仕掛けてくる理由は、【憧れ】【羨ましい】といった感情の裏返し(好きな子に意地悪をするような?)である場合が少なくないと思います。

一方で、世の中すべての人に、だいたい2:6:2の割合で、【生理的に合わない人:別に興味のない人:すごく気の合う人】がいるんだそうです。

私達にも、すれ違う人の中でも、なんとなく近寄りたくもない人っていませんか?

特に何かきっかけもないのに、いじめとも取れるような嫌な言動を仕掛けられている場合、もしかしたら、仕掛けてくる子たちにとっては、お子さんは生理的に合わない2割の人なのかもしれません。

やよい
やよい
生理的に嫌だなんて、「そんなこと言うなよ」って言いたくなりますが、もう「そうか、この人は2割の人なのか」とただ考えて、自分の中に入れずに即ゴミ箱にポイするのはどうでしょうか。

気の合う2割とだけ付き合えばいい

気の合う友達

人に嫌なことを言われたりされたりすると、気になって落ち込んでしまいますよね。

「自分って本当はそうなんだろうか」と悪口が真実なのではないかと思ってしまったり、世の中自分のことが嫌いな人ばかりなのではないかと錯覚してしまったり。

でも、同じ人物を見ても、人によって受け取る印象は違います。

だから、お子さんを批判する人もいるかもしれませんが、反対にいい面がたくさん見えている人も必ずいるんです。

そして、上でもご紹介した通り、誰にでも【すごく気の合う人】も2割いるはずなんです。

世の中たくさんの人がいるんですから、お子さんはその【気の合わない2割の人】と付き合う必要は全くありません。

そんな人は無視して、【すごく気の合う2割の人】とだけ付き合えばいい

やよい
やよい
今思い当たる人がいないなら、どこかでお子さんを待っている2割の人を探しに行きましょう。

あなたが何を言われてもずっと大好きな人がいる

愛する自慢の我が子

お子さんは、あなたにとって、どこに出しても恥ずかしくない自慢の子供なはず。

お子さんを否定する人がいても、お子さんは何も変わりませんし、あなたの【大好きな気持ち】も変わらない

お子さんは、【お子さんを肯定する2割の人】の言葉だけ聞いて、堂々としていればいいと伝えてあげてはいかがでしょうか。

やよい
やよい
ぜひあなたがお子さんをいかに大好きか、【いい言葉】を並べまくってあげてくださいね。

 

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法④ 仕掛けてくる子供への対応を一緒に相談する

次にどうする?

ここまで、いじめを仕掛けてくる人への考え方について伝えたら、最後はもしまた嫌なことをされたらどうするか、対処法を子供と具体的に相談しましょう。

①「そっか、そう思うのか」と反応しないで無視して、気の合う友達の所に行く
②「うわ、それショック」と傷ついたことだけ言って立ち去る(お子さんの気持ちを【わたし(ぼく)】を主語に伝える)
③「でも、わたし(ぼく)と一緒にいたいと言ってくれる人もいるからね」と考える

他には、「そういうときは◯◯って言ってほしいな(やってほしいな)」と別の言い方・対応を提案する方法もありますね。

やよい
やよい
これは大人や周りの人間もできるアプローチですから、もし可能ならやってみるといいかもしれません。

こういった対策のほか、できそうな対策を思いつく限りお子さんと挙げてみて下さい。

選択肢は多いほうが、いろんな状況で役に立つかもしれません。

そして、とりあえず明日はどうしてみるか、今はどの方針でいくか、お子さんとひとつ相談してみるといいと思います。

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法⑤ 「嫌だ」と断る方法を教えておく

嫌だと言おう

はっきり「NO」の意思を示してこない相手には、いじめがエスカレートすることがあります。

お子さんに「それは嫌だ」と断る方法を教えておくといいかもしれません。

断るコツは

  • 「嫌だ」と短く端的に言う。
  • 毅然とした態度ではっきりと断る。

長々と理由は言わなくても大丈夫です。

一度演技で切れてみる

もしできるなら、一度、演技で「切れてみる」という手もあります。

「あ、やりすぎたら切れちゃうんだ、やばい」といじめっこがビビって近づかなくなるケースもあるそうです。

どうしても自分でNOと言えない子には

あとは、年齢や子供の性格によっては、どうしても「NO」と言えない子もいると思います。

最終的には、子供自身が断らないと、ズルズルと長引いたりしがちですから、子供が自分で言うことをおすすめしたいです。

ですが、子供にばかり発破をかけると子供も追い詰められてしまいます。

「どうしても自分で言えなかったら、先生や私達(親)が言うこともできるからね」と、ひとりで抱え込まず、親や大人が言うという選択肢を選んでもいいことも伝えて頂けたらと思います。

そもそも、「嫌だと断っていいんだよ」ということがわかっていない子供もいますので、それも一緒に伝えてみてくださいね。

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法⑥ 頑張らないでいじめっ子から離れる

いじめっ子から離れる

頑張らずに、いじめてくる子から離れるのもいいかもしれませんね。

実際に周りのママたちから聞いた話として、

  • 先生に相談して、いじめっ子とクラスを離してもらう
  • いじめっ子と登下校の時間をずらす
  • 習い事なら、通う教室を変える

こういった比較的やりやすい方法から、エスカレートしてしまった場合は

  • 3ヶ月行かないと決めて休む
  • 転校する(学区変更のために引っ越ししたご家庭も)

といったケースもお聞きしたことがあります。

引っ越しや転校は簡単にできることではないかもしれませんが、もし今お子さんが辛い想いをしているなら、「こうすることもできるからね、無理しないでいいんだよ」と伝えてあげるだけでも違うかもしれません。

もしかしたら、「いじめっ子に負けるみたいでなんだかな…」と思う子もいるかもしれませんね。

でも、こういった方法は【逃げる】というより、自分の意思で前向きに選び取る【戦略】

困難を乗り越えるための、型にはまらない【知恵】のひとつなのではないでしょうか。

時には燃え尽きる前に逃げることも必要。

これって、大人になってからも大事なスキルだとは思いませんか?

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法⑦ 子供を信じてやる

我が子を信じてやる

我が子が人に嫌なことをされて傷ついていると、親としては本当に心配で不安で、つらいですよね。

自分が出て行ってなんとかなるなら、全力でなんとかしてやりたい。

でも、子供は子供なりに、大変な中でも人間関係やコミュニケーションを学び、成長しているのでしょう。

ハラハラしながらも、我が子は【この事態を乗り越える力を持っている】と信じてみてはいかがでしょうか。

やよい
やよい
あなた自身のことも、【わたしはこの子を支えてやれる】と信じてあげてくださいね。

子供のいじめに親ができるおすすめ対処法|まとめ

夫と協力して子育て
  • まずは子供の話を先入観なく聴いて受け止めてやる
  • 意地悪してくる人のことはスルーすることを勧める
  • お子さんがいかに素晴らしい子供か並べ立てて、勇気づける

まだ初期で軽い段階のいじめなら、ここでご紹介したような関わりをするうちに、いつの間にかいじめが止んでいた、という話もよく聞きます。

とはいえ、ここでご紹介した内容だけでは不十分なケースも、あなたとお子さんだけでは限界ということもあるかと思います。

そういう時は、親子で抱え込まず、ぜひ子育て相談やスクールカウンセラーなど専門家の力も借りてください。

お子さんが落ち着いて過ごせる環境が早く取り戻せることを、心から願ってやみません。

やよい

わたしは今、自宅やカフェを仕事場に、6歳・9歳・12歳の子供たちに毎日「おかえり」を言える働き方で、月に40〜50万円の収入を手にしています。

ほんの2年前までは、育児に疲れてイライラしてばかりで、子供にすぐ怒って自己嫌悪に陥ってしまったり、家族の楽しみよりとにかく節約ばかり考えてしまうような専業主婦でした。

それがブログを始めたことで、仕事で感謝されることが増えて自信が持てるようになったからか、イライラも減ったんです!

さらには、お金の余裕もできて、子供たちにやりたいことを思い切りさせてあげたり、家族の楽しい思い出作りに気持ちよくお金を使えるようになりました。

 

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