冬のいろいろな感染症が流行る時期、せめてマスクで予防はしてやりたいのが親心ですよね。
なのに、子供は嫌がってマスクをしてくれない!
そんな悩みを抱えるあなたに、
- 嫌がってマスクをつけたがらない子供もつけてくれやすいマスク
- どうしてもマスクをつけてくれない時、マスク装着以外にできる予防策
について、我が家の経験も元にご紹介したいと思います。
目次
マスクを嫌がる子供も喜ぶ!おすすめ使い捨てマスク
まずは、マスクを嫌がる子供もつけてくれやすい使い捨てマスクについて、ご紹介していきます。
キャラクターマスク
子供が嫌がって使い捨てマスクはなかなか付けてくれないときも、キャラクターや絵の入ったマスクにすると、喜んでつけてくれることが多いです。
使い捨てキャラクターマスク
キャラクターマスクは、便利な使い捨てタイプがあります。
こちらはキャラクター使い捨てマスクの中でもリーズナブルなプリーツタイプ。
我が家の娘達は、たまに祖母などにプ◯キュアのマスクなど買ってもらうと、こちらから言わなくてもいそいそとつけて行きます。
使い捨てキャラクター立体マスク
立体マスクは、顔にぴったりフィットするので感染予防効果は高いですし、ずれることも少なくなります。
ただ、我が家の子供たちは「苦しい」と言ってかえって外してしまうことが多いんですよね。
同じ様に、つけるのが難しいお子さんもいらっしゃるかもしれません。
標準的な子供用使い捨てマスクに一工夫
子供用マスクとして、一番手軽なのが使い捨てマスクですよね。
ただ、上のようなキャラクターマスクは、少しお値段が高めなのがネック。
お値段的にリーズナブルな真っ白の使い捨てマスクに一工夫する方法もあります。
こういった真っ白のマスクに、マジックで名前や絵、星などの記号を書いてあげること!
この一工夫だけでも、子供たちはテンション上がってつけてくれることも多いです。
マスクを嫌がる子供も喜ぶ!おすすめガーゼマスク
使い捨てマスクではゴワゴワしてどうしても嫌がってつけてくれないという時もありますよね。
そんな時は、いっそガーゼマスクにしてしまうのも手です。
ガーゼマスクは、マスクがどうしても手に入らない、家にあるものもなくなってしまったという場合にも大活躍。
ハンドメイドのシンプルガーゼマスク
ガーゼマスクは、つけ心地にこだわったハンドメイド商品も多いです。
ゴムも耳が痛くなりにくかったりするし、何よりかわいいので、子供たちもガーゼマスクを好んでつけたがったりします。
ハンドメイドのプリーツガーゼマスク
ガーゼマスクも、プリーツタイプにすると、鼻から口を大きく覆うことができるので、より予防効果が高いです。
ハンドメイドの立体マスク
少しお値段は張りますが、ハンドメイドの立体タイプのガーゼマスクもあります。
立体マスクだと口にぴったりくっつかず、少し空間ができるからか、子供たちもつけやすいようでした。
ガーゼマスクは、フリーマーケットでハンドメイド品を出品されている方も多いので、お得に手に入れたい方は覗いてみるといいですよ。
ガーゼマスクは手作りも|ガーゼマスクの作り方
ガーゼマスクは、手作りするのも簡単です。
材料も生地とゴムだけ。
100円ショップでも揃います。
平面ガーゼマスクの作り方
裁縫は苦手という方も、平面ガーゼマスクなら作り方が単純で簡単なので、チャレンジしてみるといいと思います。
▶材料
出来上がりサイズ:横12cm×縦9cm
- ガーゼ生地…横42cm×縦18cm 1枚
- マスクゴム 24cm×2本
動画の作り方ならこちらがわかりやすいです。
プリーツガーゼマスクの作り方
少し複雑で手間がかかりますが、プリーツタイプのガーゼマスクも手作り出来ます。
動画ならこちらがおすすめです。
上の作り方と生地のサイズが違うので、どちらを参考にするか決めてからカットしてくださいね。
プリーツマスクは、ノーズワイヤーが入っていないと段々下に下がってしまうので、この動画のように使い捨てマスクに使われているワイヤーを片側に入れる方がおすすめです。
立体ガーゼマスクの作り方
立体ガーゼマスクは、型紙さえあれば、かえってプリーツタイプのマスクより作りやすいかもしれません。
◯作り方☆立体布マスク(ガーゼマスク)型紙あり|無料型紙工房ことろ
▶材料
- ガーゼ生地…表地用に22cm×26cmの長方形ぐらい、裏地用も22cm×26cmの長方形ぐらい 各1枚
- マスクゴム 24cm×2本
動画ならこちら。
詳細欄から型紙もダウンロードできます。
立体ガーゼマスクは手作りキットも
立体ガーゼマスクは、手作りキットもあります。
手作りする時、一番大変なのは布地をカットするまでのところ。
カット済みの生地なら、あとは手縫いでもそれほど時間はかかりません。
もう少しリーズナブルに複数枚作りたい方は、カットはされていないものの材料がすべて揃っているキットもあります。
マスクにミシンを使いたいならレンタルも
マスクは手縫いでも作れますが、たくさん作りたいからミシンが欲しい!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は、ミシンを買うのもいいですが、ミシンのレンタルという方法もあります。
だいたい3泊~4泊からレンタルできます。
どこも必要な裁縫道具や糸はオプションになるので、注文時は注意してくださいね。
機種は、マスクや通園・通学グッズに使う程度なら、一番安い機種で充分です。
どうしても子供がマスクを嫌がる場合の代替策
いろいろ試してはみたものの、マスクを子供がどうしてもつけたがらない場合も少なくないのではないでしょうか。
それに、子供にマスクを正しく付けていなさいと言っても難しいものがありますよね。
ご不安だとは思いますが、子供への感染予防として、子供用マスク以外に予防策をいくつか知っておくとと安心ですね。
実はマスクより大事な手洗いうがい
実はマスクではウイルス感染を予防できるという根拠はなく、それよりも手洗いうがいをしっかりやったほうが予防できるという見解があります。
よく「手洗いうがいを頻回に」と聞きますが、きちんと感染症を予防しようと思ったら、帰宅後、トイレの後、食事の前以外にも、咳やくしゃみを手で覆った後の手も、ウイルスがついたと考えて手洗いが必要なんだそうです。
子供は何度も手を洗うことを嫌がりますが、「帰ってきたらまずトイレに行く」など、行動の順番を考えてやると、手を洗う回数が少なく済んだりします。
また、手を洗う回数が多いと、子供は手荒れしやすいので、ワセリン(プロペト)などで保湿ケアもしてやれるといいですね。
除菌スプレーの利用
インフルエンザにはアルコール消毒が、ノロウイルスなどの胃腸炎には次亜塩素酸による消毒が有効と言われています。
ちなみに、拭き掃除の場合、スプレーを吹きかけると消毒が不十分だったり、ウイルスが舞い上がる可能性があるため、ペーパータオルなどに消毒液を吹きかけて、拭き取る方がいいようです。
皮膚の消毒に使う消毒用アルコール
皮膚の消毒に使う消毒用アルコールは、スプレー式のものが使いやすいです。
▶持ち歩き用の除菌アルコール
持ち歩き用には、液が漏れにくいジェルタイプがおすすめ。
手ピカジェル【プラス】は、ノロウイルスなどノンエンベロープウイルスにも効くと謳われています。
その分、もともとやや高額です。
お得な大容量タイプを買って、コスメ容器などに移して持ち歩くといいかもしれません。
▶香り付きの携帯除菌ジェル
その他、こういった香り付きの携帯除菌ジェルは、雑貨屋さんやアロマ関係のお店でもよく見かけます。
いい香りのハンドジェルは、子供たちも大喜びで使ってくれます。
物の表面の消毒に使う次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸は、ノロウイルスなどの胃腸炎の感染予防対策にも使われる消毒液です。
行政の衛生指導でも、拭き掃除にはこちらが勧められています。
▶市販品の次亜塩素酸水
市販品の次亜塩素酸水では、幼稚園が行政の保健指導の際にも勧められていたのがこちら。
幼稚園で保健指導があったときに、「ノロウイルスやインフルエンザにも効くし、マスクや衣類、こどものおもちゃにかけても大丈夫だから」と紹介されたんだそうです。
これは近所のドラッグストアに、冬の時期にたくさん置いてあります。
次亜塩素酸ナトリウムに特殊な加工をして、安全性と有効成分を両立させているんだそうです。
▶次亜塩素酸スプレーの類似品に注意
他にも、胃腸炎やインフルエンザに効くとされている次亜塩素酸が含まれたスプレーはいろいろ市販されています。
ただ、類似品に成分がアルコールのものがありますので、きちんと「次亜塩素酸」が含まれているものかどうか、成分を確認して購入してくださいね。
▶次亜塩素酸スプレーで拭き掃除するといい場所
また、次亜塩素酸スプレーで下記のような、人がよく触れるような場所を拭き掃除するようにすると、インフルエンザやノロ・ロタ胃腸炎の予防にもなるのでおすすめです。
- 各部屋のドアノブ
- 各部屋の電気のスイッチ
- リモコン類
- テーブル
- 階段の手すり
- トイレの手すりや座面、洗浄レバー、スイッチ類
- お料理前に、キッチンの作業台
人混みを避ける
冬の時期は、インフルエンザやノロ・ロタウイルスなど、症状が重くなりがちな感染症が流行りやすい時期ですよね。
なるべく人混みの多い場所に行くことを避けたり、遊ぶにも室内より外遊びを選んだりすることも、ひとつの予防策になるかと思います。
嫌がる子供もつけてくれやすいマスク・マスクの代替策|まとめ
我が子が感染症にかかって苦しむ様子は、親にとっても辛いもの。
できればかからずにいてほしいところですが、子供時代はたくさん感染症にかかることで免疫力をつけていく時期でもあります。
親子でできる対策を工夫しながら、過ごして行きたいですね。
我が子が感染症にかかって苦しむ様子は、親にとっても辛いもの。
できればかからずにいてほしいところですが、子供時代はたくさん感染症にかかることで免疫力をつけていく時期でもあります。
親子でできる対策を工夫しながら、過ごして行きたいですね。